弊社では毎月交通広告の出稿統計データを用いて、「交通広告サマリーレポート」を作成しています。出稿統計はJR東日本・東京メトロ・東急・小田急・京王・西武・東武の主要媒体を対象としたデータで、毎月更新をしています。

資料では広告主別・業種(商品分類)別・車両駅別・ユニットタイプ(中づり・ステッカー・デジタルサイネージ・・・)別など様々な切り口をもとに、その月の交通広告を分析しています。本日はその一部をご紹介いたします。もしも、お読みになって資料に興味をお持ちいただけましたら、お問合せフォームまでご連絡くださいませ。
※同業社・競合関係にある会社など、当社にて不適と判断した場合には資料のご案内ができない場合がございます。

こちらの表は、2025年1月交通広告において、出稿金額の多かった広告主ランキングです。
※調査対象媒体におけるランキング、金額は正価ベース、鉄道グループなどの出稿は除外して集計しています。

1月の出稿ということで、7位「早稲田アカデミー」は受験生を応援しつつ、新学年・新生活における“次期受験生”への訴求を狙った展開だったと思われます。また、3位サントリーホールディングス、6位キリンビールはいずれもビール類の出稿がみられました。酒税法改正により、ビール・発泡酒・第三のビールの税区分が狭まる中、各ブランド生き残りをかけたプロモーションが活発になっています。交通広告においても、昨年はコロナ禍前水準までビール類の出稿が戻っており、各社注力ブランドの露出が相次いでいる様相がうかがえます。

そして、1位・2位・7位には同じ業種の企業がランクインしました。この業種は交通広告ととても相性が良いと考えられ、従来から多くの出稿が見られました。さて、何の業種かおわかりになりましたでしょうか?・・・あまりもったいぶる話でもないので、正解を書きますと、人材企業です。

当社でも新卒採用等を行っており、人材企業様のお力をお借りすることもありますが、新卒・転職、正社員・アルバイト等を問わず、非常に多くの人材企業が交通広告を活用されています。急速に進む少子高齢化社会にあって、人材不足・求人難は多くの企業が抱える課題だと思います。そうした中、多くの人材企業が企業・登録者双方の認知拡大・利用促進を狙ったプロモーションを展開しています。

とりわけ転職支援サービスにおいては、終身雇用型からジョブ型への転換に伴う人材の流動性と転職ニーズは、まさにビジネスパーソンと企業を対象としているため、交通広告とは非常に相性が良く多くの出稿がみられます。

さて、この1位・2位・7位は具体的にはどのよう企業がランクインしていたのでしょうか?気になった方はお問合せフォームよりご連絡くださいませ。資料には上位100位の企業名が記載されております。

当社では、今回ご紹介した資料のほかに、媒体社取材に基づく独自の動態把握・豊富な事例写真のストックなど、様々なOOH(交通広告・屋外広告)の“今”がわかる資料を保有しております。少しでも興味をお持ちいただいた方は遠慮なくお問合せフォームまでご連絡くださいませ。