
メディアの種類
ここでは交通広告を『車両メディア』『駅メディア』『その他・街メディア』『デジタルメディア』の4カテゴリに分類してご紹介いたします。
この他にも気になる媒体・不明点ございましたら、お気軽にお問い合わせください。
車両メディア
日本の鉄道利用者は東・阪・名だけで1日平均5,500万人います。
これらの移動者に効率的に訴求できる点が、交通広告がマス媒体として捉えられる1つの要素です。
これらの移動者に効率的に訴求できる点が、交通広告がマス媒体として捉えられる1つの要素です。
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中吊り車内中心部に位置し、注目されやすく、即効性もあります。出版をはじめ、食品・飲料、家電、事務・通信機器等の新製品の発売や大型キャンペーン、歳事等の広告活動に幅広く利用されています。
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まど上掲出日数が中づりに比べ長期になるため、反復効果が期待されます。じっくり浸透させる広告活動に向き、商品広告や沿線の施設、流通、学校、金融等の業種のほかに年間レギュラー掲出も数多くみられます。
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ステッカー小スペースながら乗客の目の高さに位置するため、注視度が高く、駅周辺の販売店等への誘導効果が高いといわれます。そのため食品、嗜好品、飲料、医薬品・化粧品等の業種の出稿が多くみられます。
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ドア横乗客の目の高さにあるため精読率が高く、情報伝達性が高い媒体です。JRの新B額面では、並列に4枚1セットで掲出され、同一意匠で集中感をだす手法や、連作ビジュアルで、ストーリー性を表現できます。
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車内ビジョン紙媒体と比べ、映像媒体独自の広告表現が可能で展開に奥行きが出ます。CMのみでなく、さまざまなジャンルの情報番組も放映され自然に注目される媒体です。
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ドア上掲出期間は1ヶ月、ドア上部の細長いスペースで特殊なサイズだけに、注目を集める媒体です。
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つり革乗客に最も身近なところに位置し、商品パッケージを立体的に訴求できるPOP的アプローチ媒体です。
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広告貸切電車1編成の中吊り、まど上、ステッカー等、すべての広告スペースを独占し、乗客の注目を集めるキャンペーン電車です。大量の情報伝達が可能で、市場開発、販売促進、企業PR、催事告知等に強力に作用します。
駅メディア
全国で最も乗降人員の多いJR東日本の新宿駅は、1日平均約152万人が利用しています。これら多くの乗降人員を、駅周辺の環境や駅利用者の属性からセグメントすることで、効率的な広告展開を行うことができます。
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駅ばり駅構内の通路やコンコースの壁面・特設掲出板等に掲出するポスター広告です。B1判が基本で、連続貼り等よりダイナミックな表現も可能なため、クリエイティブ力を充分に発揮できる媒体といえます。
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駅電飾看板ホームや構内の壁面に設置された照明内蔵の広告物で、明るい照明効果で注目度が高い媒体です。駅周辺の企業・店舗施設等への誘導、反復訴求による企業・商品・サービスイメージの定着等が図れます。
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大型セットボード駅で最大規模の広告物で、主要駅の統一規格特設ボードのセットを特に大型セットボードと呼びます。訴求力が高い巨大画角と、ホーム対面・通路壁面等の発信力は、デモンストレーション効果絶大です。
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駅イベント多くの人が集散する駅でのイベントは、移動時の人々に立体的かつ強力な訴求が可能です。小型ブースを用いての展示、サンプリング等を実施することで十分なデモンストレーション効果が見込まれます。
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フラッグ駅ホームやコンコースの天井からつり下げるポスターで、連続または集中掲出で、駅利用者の視野に飛び込んでくる迫力のある媒体です。拠点区域の大型キャンペーンや地区限定のエリアマーケティングに。
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アドピラー駅構内の柱形状を活用した特殊ポスターによる展開で、ユニークで立体的な空間演出が可能です。缶飲料等の実際の商品形状を模した展開など、クリエイティブにも様々な工夫が見られます。
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フロア広告改札付近のフロア面に設置される、改札口利用者の注目度が非常に高い広告です。9㎡以内ならサイズ、デザインを自由に制作でき、商品の形状をかたどったPOP広告や誘導を目的とした広告にも最適です。
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アドステップ階段面を利用した広告で、ボードやフロア広告に準じた利用法からPOP的展開まで可能です。最近では遠景でみると階段全体で一つのビジュアルとなるデザインなど、クリエイティブにも工夫がされています。
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自動改札ステッカー自動改札機に貼付したステッカーで、改札を通るたびに目にとまるため反復効果が高い媒体です。
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ステーション広告ジャック駅ばり、フラッグ、アドピラーの他、臨時の大型シートやアドステップ等、駅のあらゆるスペースを最大限活用したキャンペーン型の企画商品です。ほぼ全乗降客に到達する発信力と話題性に優れています。
その他・街メディア
交通広告には紹介しきれない程媒体が数多く存在します。これらの媒体は、交通広告をより幅広く、話題性のあるものにしています。それこそが生活空間に溶け込み、生活者に密接に関わることができる交通広告の特徴とも言えます。
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車体利用広告2000年10月の条例改正により実現した媒体です。ホームで電車を待つ人々への抜群の訴求力があり、車内広告・駅広告などと連動した展開により効果を増幅させることも期待できます。
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ラッピングバスラッピングバスは、バスの側面を利用したダイナミックな広告で、「走る広告塔」として街を行き交う人々の注目を集める媒体です。
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大型ボード(ビルボード)最大5.0×16mの大画面は、街の景観さえ一変させるパワフルな媒体です。駅利用者や駅周辺を利用するすべての人の目に飛び込むダイナミックな広告は、デモンストレーション効果も十分に期待できます。
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タイアップシーズンや催事やイベントをタイムリーに捉えてのタイアップイベントは、駅改札周辺での季節感溢れる試みなど、乗客サービスの一環にも寄与し、好感度が高い広告として注目されています。
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新幹線コンボ新幹線の代表的媒体である車内額面と駅構内のセットボード駅ばりポスターを組み合わせた複合メディアです。ビジネスマンをメインターゲットとする場合には格好の媒体といえるでしょう。
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バス外側広告地域の足として生活者に親しまれているバスの、車体外側に取り付ける広告です。バスを待つ人、街を行き交うさまざまな人に訴求可能な「動く広告メディア」です。
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ボディ描き広告路面電車の側面に描かれた広告で、商品そのものを表現することも可能です。「走る広告」として行き交う人々の注目を集めます。
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アートウォール地下鉄の駅空間のアメニティ向上を意図した新しい試みで、駅のホームや通路の壁面を一つのキャンバスに見立て、明るく楽しいグラフィックで広がりとやすらぎを演出している媒体です。
デジタルメディア
映像コンテンツの配信が、デジタルサイネージの大きな強み。ターゲットに向けて適切なコンテンツを“タイムリー”に配信することができます。ネットワークにつながることにより即時性を備え、明確な目的と効果を伴って情報を送り届ける手段として注目されています。
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車内ビジョン紙媒体と比べ、映像媒体独自の広告表現が可能で展開に奥行きが出ます。CMのみでなく、さまざまなジャンルの情報番組も放映され自然に注目される媒体です。
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駅デジタルサイネージ利用者の動線に沿って多画面設置された高画質大型ディスプレイは情報量の多さと色鮮やかな動画放映で、多人数の注目を集めやすく深い印象を与えることが期待できます。
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バス車内ビジョン運転席裏や乗降扉脇に設置された液晶ディスプレイに放映される映像広告で、バス中での視認性に優れている媒体です。静止画・動画配信が可能で、通勤・通学や地域住人向けの広告展開が可能です。
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タクシー車内ビジョン移動中のスキマ時間に、刺激が少ない個室空間で、集中的な広告接触が期待できます。タクシー利用が多い中高年の高年収層という潜在的購買力のある利用者に訴求することができるメディアです。
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屋外ビジョン待ち合わせ等で人が集まる場所周辺の建物壁面などに設置された、大型の液晶ディスプレイに放映される媒体です。大画面の映像と音声は、多数の視聴を集めることが期待できます。